双極性障害

気分が高ぶり、異常なくらい活動的になる躁状態と、

意欲が低下し自分を責める、うつ状態という

両極端な状態を繰り返す心の病気が、双極性障害です。

 

それぞれの状態がどのくらい続くかは、

数日から数週間単位など、人によって差があります。

 

本人は、眠らなくても元気な躁状態を調子がいいと感じる一方、

うつ状態だけを自覚して、辛いと感じることが多いようです。

 

躁状態になると明るく元気な人になるというのであれば良いのですが、

実際には、騒がしく、分別がなく、攻撃的で毒々しいという困った人格になることが多いです。

エネルギッシュというよりは、むしろ浮ついた感じになります。

 

躁状態の時に浪費をしたり、無計画な行動を起こすため

解雇されたり、別離や離婚に至るなどの問題に繋がることもあります。

 

家族や会社にいる周りの人からすると、躁状態のときに苦労をさせられるので、

うつ状態を軽く見すぎる傾向にあります。

 

互いに、「辛い」と思う時期が異なることから、

考えが食い違って家庭内や会社内のストレスが高まると、再発を繰り返しやすくなります。

 

双極性障害の原因は、長期的なストレスや睡眠不足によって

感情をコントロールする神経伝達物質の分泌バランスが

崩れることに関連していると考えられています。

 

病気に気付き、どんな病気かを知り、

考えの違いや気持ちを話し合い、理解し合うことが大切です。

 

気分安定薬などを飲むことで症状が安定すれば、

通常通りの生活をすることが可能な病気でもあります。

 

また、躁状態のときに本人は、「もう治った」と自己判断し、薬を飲まなくなることが多いため、

家族は見守りながら治療を進めることが必要になります。

 

ちなみに、双極性障害に対して、

一般的なうつ病のことを医学的には「単極性気分障害」といいます。

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