うつ病が起こる原因

うつ病に関しては、神経伝達物質のうちでも、

特に意欲や、気分を調整する働きを持つ

セロトニン」や「ノルアドレナリン」などの量が減ることが、

抑うつ症状などを引き起こす要因となっていると考えられています。

 

もちろん、こうした脳内物質の増減は結果であって、

うつ病の発症の原因には、もともとの性格や考え方と、

環境(ストレスの状態)などが深くかかわっています。

 

 

「心の強さ」は関係ない

心が弱いからうつ病になるのではないか」と思っている人がいますが、それは違います。

うつ病は、心の弱さから発症する病気ではありません。

 

むしろ、「まじめでコツコツ」やるタイプの人が、強いストレスや、急激な変化に直面したときに、

今までのやり方やペース配分をうまく調整できないと、疲労や苦痛を抱えやすく、

それがうつ病の1つの要因になると考えられます。

 

うつ病になった人は、あまりにも辛いことがありすぎて、

生きるエネルギーを消耗し尽くしてしまったのです。

 

例えれば、ゴムが伸びきった状態で頑張って、頑張って、

ついにゴムが切れてしまった。それがうつ病なのです。

 

 

きっかけになるストレスには色々ある

仕事上のトラブルや、結婚、引越しなど、良い事も悪いことも、うつ病の原因となることがあります。

何か、大切なものを「喪失したとき」に脳に大きなストレスがかかり、うつ病になると考えられています。

 

ただ、「ストレス = 心の病気」ではありません。

ある程度のストレスは達成感を持つためにも必要なものです。

多少のプレッシャーがあるから、頑張ろうとも思えるのです。

 

ストレスの程度が問題なのと、自分のストレスに気付くこと、

ストレスを溜め続けないことが重要となります。

 

 

空きの巣症候群

息子や娘が結婚して家を出て行った後に喪失感に襲われる人がいます。

愛する対象を失うことで精神に異常をきたしてしまうのです。

 

特に長年夫との関係が希薄だった場合では、

家庭内での孤独感や焦りなどにより、うつ状態に陥ることがあります。

これを、空きの巣症候群といいます。

 

 

ペットロス

かわいがっていたペットを亡くしたり、生き別れになることによって、強い喪失感に見舞われます。

ペットを亡くしたのは自分のせいだ・・・」と自責の念にかられたり、

亡くなったはずのペットがいるような錯覚を起こすこともあります。

普通は時間の経過とともに回復しますが、そのままうつ病になる人もいます。

 

 

燃え尽き症候群

大きなプロジェクトに携わるなど、やりがいのある仕事に熱中してきた人が、

気がつくと疲労困憊し、憂うつやイライラなどの精神症状や強い無力感にかられます。

そのため仕事が手につかなくなり、うつ状態に陥ります。

 

 

荷下ろしうつ病

家のローンの完済、長いこと争ってきた裁判の判決、介護や病気の完治など、

長年抱えてきた重荷を下ろしたあとに無気力感や抑うつ状態になることがあります。

 

義務や責任が重いときはそれなりに頑張ることができたのが、

それらから解放されることによって、楽な気持ちになる反面、

張り合いをなくし、、緊張の糸がプツンと切れてしまうのです。

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