気づかぬ間にうつ病に… 孤独から始まったうつ

うつ病を経験した私は、精神科に通院を始めてから約一年半になり、

週5日時短勤務の仕事ができるほどには回復しましたが、

まだフルタイムで働くには不安があります。

 

タイトル通り、私の場合うつ病になったきっかけは自分自身の孤独感でした。

当時大学生だった私は、親元から離れ東京で暮らしていました。

それだけなら、友人と話せば孤独感を解消できるかもしれませんが、

私は入っていたサークル、バイトをすべて辞め、

大学三年の終わりから四年で卒業を迎えるまでの一年以上、

ただひたすら授業に出て単位をとる生活をしていました。

 

ゼミなどにも所属していなかったため、話し相手はほぼ皆無。

高校時代の友人などもいましたが、半年に一度会う程度でした。

 

そんな中、私の孤独感は自分でも気づかぬ間にひそかに膨らみ続けていました。

そうした中始まった就活、孤独感にさいなまれ、

既にうつ状態に陥っていた私は正常な判断力を失っていました。

 

そうした中、私は就活エージェントの勧めるがままに、

思考停止状態でシステムエンジニアの仕事で内定を得ました。

そして、あっという間に春休みも終わりにさしかかり、内定者研修が始まります。

 

そうした中で、自分の中にあったのは抱え切れないほどの不安感でした。

会社で上手くやっていけるのか、それほど興味があるわけでもないのに

流されるままに選んだ仕事でこの先やっていけるのか、同僚との人間関係はどうなのか。

正常な精神状態ならば、こうした不安を受け流してやっていけるのでしょうが、

その時の私は完全にうつの波に飲まれていました。

 

そこで始まったうつの症状が「悪口を言われているという思い込み」でした。

内定者研修の際にささやき声で喋っている女性社員の声が、

なんとなく自分の悪口を言っているように感じるのです。

このことが、私が精神科に通うきっかけになりました。

 

ですが、初めて行った精神科で下された診断は統合失調症でした。

その後、診断に疑問をもった私が(なんとなく悪口を言われているような感覚があっただけで、

幻聴、幻覚などの統合失調症特有の症状がなかったため)

別に行った精神科で、うつ病の診断がくだされて現在に至ります。

 

この体験から私が伝えたいことは二つあります。

一つ目は、セカンドオピニオンの大切さです。

初めて行った精神科の医者の診察室には古い本ばかりが並んでいて、

医者本人も最近あまり本を読んでいないと私に言っていました。

精神医学は日々進歩していて、勉強の必要な分野です。

もし、自分の行った医者があまり信用できないと感じたなら、

迷わず別の医者にも診てもらうべきだと思います。

 

二つ目は、孤独感への対処法を確立することです。

私は今、実家に戻ってきていて、自分にストレスがかかるようなことがあれば、常に両親に相談をしています。

両親以外にも、友人と直接会って話したり、通話したりするなど、

ストレスをある程度吐き出せるような場があるだけで、孤独感は和らぐように思います。

それが難しい状況にある方は、もしかしたら、現状が既に苦しいと感じているかもしれません。

 

うつ病チェックリストなどでチェックを行い、危険があるような場合には、

実際に精神科を受診し、臨床心理士からカウンセリングを受けることを勧めます。

カウンセリングの効果は人によるところが大きいですが、

話を聞いてもらうだけでもプラスになる部分は多く、

ロールシャッハテストなどの検査を行うことで、自分自身の弱い部分が分かり、

対処法を考える助けにもなります。

 

これは私の経験ですが、検査結果から自分自身の他者との間の心の壁がとても高いということが分かり、

なぜ自分が人と仲良くなりづらく感じるのかという気づきを得ることもできました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント

お名前 *

ウェブサイトURL