午前三時症候群について

うつ病の初期から中期症状の一つに

「午前三時症候群」と呼ばれる症状があります。

 

これは、明け方に目が覚めてしまう症状の事を指し、

うつ病の症状である睡眠障害の一種です。

 

早朝に目が覚めると聞くと健康的だと思われるかもしれませんが、

この症状では明け方に目が覚めてもすっきりとした目覚めではないため

倦怠感や不安感が強く、起床後の活動が困難な場合が多いです。

 

一般的に目が覚めても布団の中で不安感などで思い悩んでしまい起き上がれず、

しかし再度眠りにつくことが出来ないため、

この午前三時症候群の症状が続いた日には

日中の活動にも支障をきたす事もあります。

 

また、午前三時症候群はうつ病の「日内変動」と関係していると言われています。

日内変動とは、一日の中の調子の波やゆらぎを表します。

例えば、明け方から午前中は抑うつ状態が続き、

午後から夜間にかけて徐々に気分が改善され気分も前向きになる、

といった症状があります。

 

この一日の調子のゆらぎの中で抑うつ状態である時間帯に

午前三時症候群が発症する事が多く、

うつ病では明け方から午前中に抑うつ状態である場合が一般的なため、

早朝に目が覚めてしまうわけです。

 

この午前三時症候群の症状はうつ病の治療とともに改善していくのが殆どです。

診療科などで適切な治療を行ううちに症状も和らいでいく事が一般的ですが、

治療の過程や症状に応じて睡眠薬や睡眠導入剤あるいは

精神安定剤などでの治療を行う場合もあります。

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